リゾートをテーマにしたこの住宅では、敷地に高低差をつけ、広大な庭を生かし、様々な演出を試みている。
地下にゲストをもてなす空間、1Fに家族のパブリック空間、2Fにプライベート空間を配し、ゲストと家族との動線を完全に分離することで家族が快適に過ごせるように考慮している。
地下1Fに計画されたパーティルームは、水庭へと続き、水庭にあるアイランドデッキからは芦屋の町を眺めることができる。パーティルームに隣接するアクアルームには、プールの他、サウナやジャグジーも計画している。
1Fのテラスに計画している、アウトドアリビングでは、家族でくつろいだり、ゲストを招きバーベキューをしたり日常生活の延長で機能する場である。
帰宅した家族がまず集まる場所、ダイニング・キッチン・リビングは、テラスに面して開け、開放的な空間となっている。
この住宅は家族の日々の疲れを癒し、家族が毎日再生できる家である。また招いたゲストを楽しませ、共に再生することも可能であろう。
趣向を凝らしたこの住宅では様々なシーンが展開され、上質なリゾート空間は、住まう家族を、訪れるゲストをも魅了することができるだろう。
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